令和3年7月1日からの大雨による災害

1.熱海市からの要請を受け、静岡DWATが稼働

 令和3年7月3日に発生した静岡県熱海市伊豆山地区の土石流被害により、被災された方々に心よりお見舞いを申しあげます。

 

 前号で既報の通り、熱海市では市内9か所に設置されていた避難所を2か所のホテルに集約し、避難者支援にあたっています。

 避難所となったホテルには、有料老人ホームの入居者・職員(55名)や高齢者グループホームの入居者(16名)に加えて、車椅子利用等の要配慮者も約20名避難しており、福祉的支援が必要な状態になっています。

 静岡DWATでは、災害発生直後から、関係者への情報収集・共有にあたっていましたが、昨日5日に熱海市から静岡県に対し、DWAT派遣要請がありました(派遣期間:7月7日~30日)。

 

 派遣要請を受け、静岡DWATでは、DWAT登録員が所属する事業所に対し、登録員派遣を募るとともに、登録員2名と事務局2名の計4名が、本日から現地の避難所ホテルに入り、ニーズ把握や体制構築など、DWAT派遣に向けた調整を行っています。

 なお、現時点で県域を超える広域的な支援(物的支援、人的支援)が必要な状況は報告されておりません。
 全国経営協では、引き続き、静岡県経営協会長・事務局と連携し、迅速な情報共有と必要な対応をはかることとしております。
 
 会員の皆様には、新しい情報が入り次第、本情報等を通じてお知らせいたしますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2.被災施設への「災害復旧資金」のご案内~福祉医療機構

 令和3年7月1日からの大雨による被害について、災害救助法が適用されたことに伴い、福祉医療機構では被害を受けた地域の施設に対し、相談窓口を設置するとともに、施設復旧を支援するため「災害復旧資金」の取り扱いを開始しました。
 詳細は、以下の福祉医療機構ホームページをご覧ください。